概要とご案内


AGS-Jクライミング技術委員会とインフォメーション

クライミングマスター資格は、平成21年度より開始いたしました。現在2名の認定者がいます。2名では委員会を構成できませんので、資格審査委員会が当面これらを所管しています。

AGS-Jクライミング技術指導者についての規定はこちらをご覧下さい。

クライミング指導者資格に関する規定
http://www.agsj.org/climbmaster/AGSJ_SAISOKU_CLIMB.pdf

・平成27年度クライミング技術指導者検定の案内については5月20日に発表予定です。
・プロフェッショナルクライミング技術指導者(クライミングマスター)認定者はコチラ

クライミング技術指導者認定制度と検定基準

クライミング技術指導者認定されたものは、当協会の正会員(クライミングマスター)として認定申請することができます。別途に、日本赤十字社「赤十字救急法救急員」相当の資格を取得していなくてはなりません。

クライミングマスター資格の職能範囲

クライミングマスターは以下の活動を有償で行なうことができる。
(1)当協会認定指導者としてクライミング技術を講習することができる。
(2)当協会認定指導者としてクライミング技術について講演、書籍の執筆が出来る。
(3)その他のクライミング関係の業務を有償で行なうことができる。
※雪、氷、氷河等がなく、コンテニュアスクライミングを含まないアプローチで、1日でクライミングを完結して出発地点に戻れる場合は、そのルートをガイドすることが出来る。

検定受験の要件

クライミング技術指導者の検定を受けるものは以下を満たすものとする。
(1)基本要件

  • 年齢が18歳以上であること。(未成年者の場合は親権者の同意書が必用です。)
  • 健康でクライミング技術指導に支障をきたさないこと。

(2) クライミング経験(書類審査による)

  • クライミング日数200日以上で自然壁経験が80日以上あること。
  • 30ルート以上のマルチピッチルート登攀歴。

(3)クライミング技術指導者として、人柄や能力の点で適正があること。

検定基準

(1)クライミング能力
ロッククライミングルートにおいてデシマルグレード5.12aのオンサイト能力があること
クラッククライミングにおいて5.10のオンサイト能力があること。

(2)指導技術
フリークライミング技術指導
ロープワーク、プロテクション技術、クライミングギア使用方法の指導
安全管理、レスキュー技術(当協会の実施する中級レスキュー技術程度)
日本赤十字社「赤十字救急法救急員」相当の資格を取得していなくてはならない。

以上