ご あ い さ つ
 AGS−J登山学校に興味をお持ちいただきありがとうございます。AGS−J登山学校を主宰する日本アルパイン・ガイド協会(AGS−J)は、山岳ガイドの重要性を一早く認識された橋本龍太郎会長の下、日本で唯一の公認山岳ガイドの組織として1971年4月に28名の同志によって創設され、同年7月厚生省を監督官庁(後に環境庁、現環境省に移管)として社団法人となって以来、34年の歴史を持つ山岳ガイド組織です。1971年の創立以来、AGS−Jでは「正しい登山の普及・発展に寄与し、国立・国定公園の管理、維持機能を高め自然保護活動の推進をはかる」という目的に基づき、安全登山の普及と山岳遭難事故の防止、自然保護活動の推進を目標に、さまざまな形で登山教室等の行事を企画、開催してきました。また、1991年、正しい登山思想の普及と健康の増進を目的に、10月3日を登山の日と決め、体育の日だった10月10日までの一週間を登山週間として啓蒙活動を行い、登山の日の制定を目指し、率先して動いたのも当協会の誇りです。山岳会の衰退と未組織登山者の増加によって登山技術習得の場が失われつつある今、連綿と受け継がれてきた私たちの啓発・啓蒙活動はますますその重要性を増しているのではないかと思われます。
AGS−J登山学校委員会委員長 森 鐵彌

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