一般社団法人日本アルパインガイド協会のガイドマニュアルを紹介しています。
第三の3章、ガイド専門技術、アルパインクライミング 第三版
(最新改訂版、全158頁) |
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2012.12.01(第五版、改定版) |
4,500円 (税込み、送料別途) |
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第3の3章 専門技術『アルパインクライミング』
まえがき
目 次
一.アルパインクライミングでのガイディング概要 1.ガイディングとは
2.ガイディングの要素
@計画
A集合
Bアプローチ
Cクライミング
D宿泊
Eフォーストビバーク
Fクライアントのトラブル
3.危機管理
(1)危機管理の概念
(2)危険を見分ける
(3)危険を分析(評価)する
(4)危険を最小限に抑える
(5)まとめ
(6)危機管理の実際3×3フィルタ方法論(例示)
@例示、モンブラン縦走登山
A例示、エギィーユ・ディアブルクラシックルート登攀
B例示、モンブリゾンの「鋏スパー」
C例示、夏の氷河コル・ド・ツール縦走
4.遭難事故(AGS−J会員のみ対応頁)
(1)遭難事故への対応
■ガイディング中のクライアントの遭難事故
■ガイディング中のガイドの事故・怪我
(2)山岳遭難保険について
(3)損害賠償補償(施設賠償保険)について
(4)AGS−Jの対応と協会内規
二、ガイディング技術
1.コンテニュアス技術の基礎
@クライアントの結び
Aガイドの結び
Bルーピング手順
Cハンドループのルーピング手順
Dループの持ち方と特徴
2.氷雪壁、ミックスルートでのガイディング技術
■アーマン・シャルレ
(1)氷雪ミックス壁での歩行技術、ピッケルアイゼンワーク
■フレンチテクニック
■斜面に対する対応方法
(2)氷雪ミックス壁での行動
■氷雪ミックスルートにおけるガイディング
■氷雪ミックスルートでの用具
■タイトロープ(ショートロープ)
@コンテニュアスでの登り
Aジグザグ登高時の方向転換
その1.山側からロープを跨いで方向転換
その2.ガイドが谷側方向に回転して転換
(※ループを持ち替える際の注意点)
Bクライアントが二人の場合の登高
C堅雪壁での登高とトラバース
D傾斜が弱く、軟雪でのトラバース
E堅雪でのクライアント二人のトラバース
Fコンテニュアスでの下降
G雪稜での行動
☆雪稜の頂稜を行く場合のコンテニュアス技術と注意点
☆不意の転倒への対処
■スタカットへの移行
@ベルグシュルンド(リメ)の乗り越え
Aベルグシュルンドの下降
B大きなベルクシュルンド、あるいはクレバスの通過
Cセラックの乗り越え
Dコンテニュアスでは不可能な急斜面のトラバースの方法
■同時登攀の技術
@ランナーを設けない同時登攀
Aランナーを設けた同時登攀
■支点
@確保用支点、ランナー支点の種類
A回収を伴った懸垂下降用支点
■確保
■スタンディングアックスビレイの力学的解説
3.岩稜ルートでのガイディング
●必要な用具
■岩稜ルートでのガイディング要点
■岩稜ルートでのクライアントに要求される技術程度
■ガイドの結び
@繰り出しを頻繁に行う際の結び
A繰り出しを殆んど行わない際の結び
■ループの長さと持ち方
■岩稜でのガイディング・クライアントが一人の場合
@場面別ガイディングの手法
Aランナーの採り方
B確保クライアントのセルフビレイ
C下降
■岩稜でのガイディング・クライアントが二人の場合
@中間のクライアントの結びの注意点
A場面別ガイディングの手法
B確保とクライアントのセルフビレイ
C下降
※捩れのない、ダブルデミ・キャブスタンの手順
4.岩壁ルートでのガイディング
@ガイディングにあたって
Aクライミングの準備
Bライミング時ロープワーク
Cテラスでの対応、操作の内容
Dクライアントの登攀補助技術
Eスリングを用いない確保支点の構築
F懸垂下降(ラッペル)
G支点の技術
Hカム支点、ロックス支点の回収について
5.氷河上の行動とアクシデントへの対処
(1)N型アンザイレンとM型アンザイレン
■ロープの準備
■二人での結び
@ブーリンで結ぶ
A8の字ループをカラビナで連結
Bカブスタンをカラビナで連結
※解説「ブーリンで素早くハーネスに結ぶ」
■切り詰めたN型アンザイレン
■一方にのみ余長を設ける
■M型アンザイレン、三人での結び
■セットの変遷
■二人の間の結びと距離(ブレーキ結び)
(2)氷河での基本行動
■氷河上での行動に必要な用具
■氷河上の行動の留意点
(3)氷河での支点構築
■アックスアンカー支点
■木片使用した支点
■デッドマン使用した支点
■氷河での支点強度
(4)クレバス墜落からの脱出
■クレバスについて
■クレバス墜落を止めて引き上げ
@墜落者を止めて、支点を設置する。
A引き上げの準備
B引き上げシステムのセットと引上げ
■引上げの実際
■ガイドの墜落とクライアントの対応、墜落したガイドの対応
@ガイド墜落時のクライアント対応
※結びのあるロープでの引き上げ方法の解説
A墜落者のセルフビレイの設置
Bザックの解放(ロープにザックを下げる)
C墜落者の自己脱出
■過去の指導内容との相違点
6.クライアントの行う操作の注意点
(1)クライアントの懸垂下降
(2)クライアントのセルフビレイ
(3)クライアントが行うガイドのビレイ
7.条件別手法とその他技術
(1)結びの注意点
■オートブロック(フリクションヒッチ)
■連結の結び注意点
■デミ・キャブスタン・オートブロック
■ダブル・デミ・キャブスタン
■ミュールノットの注意点
■デュホー結び
■固定ロープの結び
■一点吊りロープ担架
■アバラコフ
(2)不慮の際のラッペル
■ Auto-moulinette(カウンターラッペル)
■カウンターラッペルの技術的要点
■カウンターラッペルセット
■カウンター支点とその回収技術
■カウンターラッペル時の結び目通過
■怪我人と二人でラッペル
■Cacolet ENSA(ENSA型背負い)
■緊張したロープを下降するカラビナの使い方
■ラッペル中にスタックした人を上から救助する
■ラッペル中にスタックした人を下から救助する
■ラッペルを中止し、最小の用具で登り返す
■ムンターヒッチでの懸垂でロープが捩れない下降方法
■切断破損したロープを結び直して懸垂下降
(3)間に合わせのソロクライム
■バーネットシステム
■確保用ルベルソキューブ使用システム
(4)クライアントの登攀補助
■スパニッシュ・バランサー
■引き蛙
■引き上げシステム「ポレツト・ヴィラール」
(5)トラバース
■ガイドのトラバース
■トラバースでのクライアントの確保
■チロリアンロープでのトラバース技術
三、ガイドの養成、研修内容と審査(AGS−J会員対応頁)
裏書き |
内容につきましては暫時改定されています。上記内容と一部異なる場合もあります。頁数も変更になります。ことをあらかじめご了承ください。 |